工務店のホームページ制作会社の選び方|125サイトの問い合わせ率から見た、依頼前に確認したい7項目と費用相場【2026年版】
No.1新卒採用コンサル社数・県内内定者数 埼玉県内No.1(2026年6月期・日本マーケティングリサーチ機構調べ)
2026年6月期_埼玉県に本社がある新卒支援企業における市場調査/調査機関:日本マーケティングリサーチ機構/調査期間:2026年4月3日~2026年6月16日/調査概要:主要12社(当社調べ)を対象とした独自調査/競合選定条件:次の①及び②を満たすもの ①「埼玉県本社の新卒支援会社」上位1-100(検索エンジン:Google、抽出日2026年02月17日)のうちコーポレートサイトがあるもの ②埼玉県に本社がある新卒支援企業の利用経験者100名を対象としたアンケート結果にて、利用検討者率が5%以上のもの又は自由回答における利用検討者率5%以上のもの/調査手法:公開情報および関係者へのヒアリング等を基に、累計データを比較・検証したものです。実際の数値とは異なる場合がございます。/備考:2026年6月時点/効果効能等や優位性を保証するものではございません。
制作会社の選び方
「きれいなサイト」と「問い合わせが来るサイト」は別物です
当社が関わる125サイトでは、トップページから入った人の問い合わせ率が1.18%、ブログから入った人は0.03%でした。制作会社を選ぶ前に知っておきたい数字をまとめています。
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この記事の結論
工務店のホームページ制作会社を選ぶときは、デザインの好みより先に、問い合わせ率をどう上げるかを数字で語れるかを確かめてください。当社が関わる125サイト(計測が正しく設定された81サイト)の問い合わせ率は中央値0.53%で、入口がトップページなら1.18%、施工事例なら0.11%、ブログなら0.03%でした。費用の相場は、一般の制作会社で20万〜80万円、工務店に特化した会社で80万〜200万円、戦略設計まで含む会社で150万〜300万円とする比較記事(StockSun)があります。
本記事でわかること
- 問い合わせ率は中央値0.53%(計測が正しい81サイト)。上位25%は1.17%以上
- スマホの問い合わせ率は0.28%でPC(0.97%)の約3分の1(80サイトの中央値)。まずスマホのフォームを確かめる
- 住宅会社1社では、2026年8月にフォームへ入力を始めた人の66.9%が送信せずに離脱していた(サイト全体のフォームの合計)
- 契約者の閲覧は、問い合わせ前後の記録の合計で中央値83ページ・17回。施工事例は「比べるページ」として作る
- 制作会社には、公開後の計測と改善まで含まれているかを必ず確認する
📑 Contents
工務店のサイトの問い合わせ率は、中央値0.53%
制作会社を比べる前に、「問い合わせが来るサイト」の相場を知っておくと、提案を見る目が変わります。
当社が分析・運用に関わる工務店・住宅会社125サイトのGA4を、2025年9月〜2026年8月の12か月で集計したところ、計測が正しく設定されていた81サイトの問い合わせ率(問い合わせ・資料請求・来場予約などの完了数÷訪問数)は中央値0.53%でした。上位25%は1.17%以上、下位25%は0.16%以下です(125サイトの独自集計)。
1,000人が訪れて問い合わせるのは5人前後、というのが目安になります。自社のサイトがこの数字を大きく下回っているなら、作り直しや改善の余地は大きいと言えます。逆に上回っているなら、サイトを作り直すより、訪問を増やす施策のほうが効く可能性があります。

問い合わせが生まれるページと、生まれないページ
同じサイトの中でも、どのページから入ったかで問い合わせ率は大きく違いました。125サイトの集計では、トップページから入った人の問い合わせ率は1.18%、見学会などのイベントページは0.73%でした。一方、施工事例は0.11%、ブログ・コラムは0.03%です。
これは施工事例やブログが不要という意味ではありません。当社が追跡した住宅会社1社では、契約に至った人の閲覧は、問い合わせ前後に記録された合計で中央値83ページ・17回の訪問でした。施工事例は「最初に入って問い合わせるページ」ではなく、候補に入れた会社を比べるために何度も見返すページです(施工事例ページの役割)。
制作会社の提案を見るときは、ページごとの役割が分けて設計されているかを確かめてください。施工事例に坪数・価格帯・家族構成といった「比べるための情報」を載せる提案があるか、各ページから見学会や個別相談へ進む道が用意されているかがポイントです。

ページごとの役割
- トップページ ── 社名を知って来た人の入口。問い合わせへの近道を置く
- イベント・見学会 ── 予約を取るページ。日程と予約の手間を減らす
- 施工事例 ── 比べるページ。坪数・価格帯・暮らし方を書く
- ブログ・コラム ── 見つけてもらうページ。次に読むページへつなぐ
入口ページ別の割合と問い合わせ率(125サイト)
| 入口ページの種類 | 入口に占める割合 | 問い合わせ率 |
|---|---|---|
| トップページ | 37.7% | 1.18% |
| イベント・見学会 | 5.2% | 0.73% |
| 会社案内・スタッフ | 8.3% | 0.36% |
| モデルハウス・展示場 | 1.9% | 0.33% |
| 施工事例 | 4.7% | 0.11% |
| ブログ・コラム・お知らせ | 15.3% | 0.03% |
※ 当社が関わる工務店・住宅会社125サイトのGA4(2025年9月〜2026年8月)。入口に占める割合は125サイトの平均、問い合わせ率はその入口の訪問が年300以上あるサイトの中央値です。問い合わせフォームのページ自体が入口のもの(5.5%)は除いています。
スマホの問い合わせ率はPCの約3分の1。まずフォームを確かめる
125サイトの訪問は中央値で56%がスマホでした。スマホとPCの両方に年500訪問以上あった80サイトで見ると、問い合わせ率はスマホ0.28%、PC0.97%で、スマホはPCの約3分の1でした(スマホとフォームの実例)。スマホで見て問い合わせは家のPCから、という人もいるため、この差のすべてがフォームのせいではありません。
住宅会社1社の例では、2026年8月の1か月に、サイト全体のフォームへ入力を始めた172人のうち115人(66.9%)が送信せずに離脱していました。どのフォームで離脱したかまでは区別できていませんが、同社の見学予約フォームは必須項目が6つあり、住所は地番まで必須でした。
制作会社のデザイン案はパソコンの画面で見せられることが多いですが、工務店のサイトはスマホで見られ、スマホで問い合わせられるのが前提です。提案の段階で、スマホのフォームの項目数と入力のしやすさを具体的に確認してください。
制作会社に確認したい7つの項目
ここまでの数字をもとに、打ち合わせで確認したい項目を7つにまとめました。すべてに明確に答えられる会社は多くありませんが、答え方で、その会社が何を成果と考えているかが分かります。
打ち合わせで聞くこと
- 1. 問い合わせ率の目安 ── 御社が作ったほかの住宅会社のサイトは、問い合わせ率がどのくらいですか
- 2. 成果の示し方 ── 事例の成果は、アクセス数・問い合わせ数・契約数のどれで示していますか
- 3. スマホのフォーム ── 必須項目はいくつになりますか。住所は必須ですか
- 4. 施工事例の書き方 ── 坪数・価格帯・家族構成などの情報を載せる設計ですか
- 5. 見学会ページ ── イベントのたびに、自社でページを作れますか
- 6. 計測 ── 問い合わせ・電話・LINEを、GA4で正しく数える設定まで含まれますか
- 7. 公開後 ── 公開後に数字を見て改善する仕組みはありますか。費用は別ですか
費用の相場と、見落としやすい月額の費用
ホームページ制作の費用は、依頼先の種類で大きく変わります。StockSunのコラム記事「工務店向けのホームページ制作会社おすすめ16選!選び方や費用相場を解説」(2026年9月10日更新)では、一般的なWeb制作会社が20万〜80万円、工務店特化型の制作会社が80万〜200万円、集客戦略と運用サポートを含む戦略コンサル型が150万〜300万円とされています。
見落としやすいのが公開後の費用です。同じ記事では、月額の保守費用が月1〜3万円、ドメイン・サーバーが年1〜5万円とされています。Web幹事の調査をもとに当社がまとめた保守費の相場では、平均 月4.1万円・中央値 月1.1万円でした(保守費の相場)。
金額を比べるときは、制作費だけでなく、公開後に誰が数字を見て、何を直すのかまで含めて比べてください。月額を払っているのにアクセス数の報告しか届かないなら、費用に見合った中身かどうかを確認する余地があります。
ホームページ制作会社の種類と費用の目安
| 依頼先の種類 | 制作費の目安 | 向いている工務店 |
|---|---|---|
| 一般的なWeb制作会社 | 20万〜80万円 | サイトを整えたい。集客の設計は自社で行う |
| 工務店特化型の制作会社 | 80万〜200万円 | 施工事例・見学会の見せ方まで任せたい |
| 戦略コンサル型の制作会社 | 150万〜300万円 | 集客の設計と公開後の運用まで任せたい |
※ 費用はStockSunのコラム記事「工務店向けのホームページ制作会社おすすめ16選!選び方や費用相場を解説」(2026年9月10日更新)より。「向いている工務店」は当社の整理です。
作り直す前に、今のサイトで確かめること
「サイトが古いから作り直したい」という相談は多いですが、作り直しが最善とは限りません。問い合わせ率が中央値を上回っているなら、見た目が古くても問い合わせは取れています。その場合は作り直すより、訪問を増やす施策か、フォームや見学会ページの改善のほうが早く効きます。
作り直すかどうかを決める前に、次の3つを確かめてください。問い合わせを正しく数えられているか。スマホとPCで問い合わせ率がどのくらい違うか。どの入口ページから問い合わせが来ているか。この3つが分かれば、制作会社に何を頼むべきかがはっきりします。
よくある質問
Q. 工務店のホームページ制作は、工務店専門の会社に頼むべきですか?
A. 住宅業界に慣れている点は利点です。ただし専門かどうかより、問い合わせ率や契約まで数字で語れるか、公開後の改善まで含まれているかで比べてください。
Q. 工務店のホームページ制作の費用相場は?
A. StockSunのコラム記事(2026年9月10日更新)では、一般の制作会社で20万〜80万円、工務店特化型で80万〜200万円、戦略設計まで含む会社で150万〜300万円とされています。月額の保守費が別にかかります。
Q. 施工事例は何件くらい載せれば良いですか?
A. 件数より中身です。坪数・価格帯・家族構成・こだわった点など、比べるための情報がそろっているかが大事です。
Q. ブログやコラムは問い合わせにつながりますか?
A. 125サイトの集計では、ブログから入った人の問い合わせ率は0.03%でした。ブログは問い合わせを直接取る場所ではなく、見つけてもらい、施工事例や見学会へつなぐ場所として設計します(ブログからの問い合わせ)。
この記事の数字について
125サイトの数値は、当社が分析・運用に関わる工務店・住宅会社のもので、全国から無作為に選んだものではありません。問い合わせ率は、問い合わせの計測が正しく設定されていたサイトで算出しています。住宅会社1社の閲覧の数値は2026年9月12日までに記録された合計で、契約の後に見た分も含まれている可能性があります。費用の相場は外部の記事にもとづく一般的な目安です。
まとめ
- 問い合わせ率は中央値0.53%(計測が正しい81サイト)。自社の数字と比べてから依頼先を決める
- 入口がトップなら1.18%、施工事例0.11%、ブログ0.03%。ページごとの役割を分けて設計する
- スマホの問い合わせ率はPCの約3分の1。まずフォームの必須項目を確かめる
- 制作費の相場は一般20万〜80万円、工務店特化80万〜200万円、戦略コンサル型150万〜300万円
- 制作会社には「成果を何で示すか」と「公開後に誰が数字を見るか」を必ず聞く
制作会社を選ぶ基準は、デザインの好みより「問い合わせ率をどう上げるかを数字で語れるか」です。まず自社の問い合わせ率を出して、それを持って打ち合わせに臨んでください。
著者:株式会社シンミドウ 住宅・工務店支援チーム(監修:取締役 武田純吾)
株式会社シンミドウ(2008年設立・埼玉県さいたま市)は、工務店・住宅会社の集客と採用を支援しています。ホームページ制作、Meta広告・Google広告の運用、ブランドづくり、集客の設計と予算管理を、埼玉県内に限らず全国の住宅会社様とオンラインで進めています。本記事の数値は、当社が分析・運用に関わる工務店・住宅会社125サイトのGA4(2025年9月〜2026年8月)、67サイトのサーチコンソール、および月次レポートを提供している注文住宅会社1社(2026年1月1日〜9月12日・反響301件)の集計値です。社名・地域・個別の数値は公開していません。
この連載の記事
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