125サイトの独自集計

御社のサイトは、この基準の上にいますか、下にいますか

本記事は、全国の工務店・住宅会社125サイトのGA4データを当社が独自に集計したものです。御社のサイトを同じ物差しで測る簡易診断を、無料でお受けしています。

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この記事の結論

125サイトのうち36サイトでは問い合わせに当たる名前のキーイベントが見つからず、8サイトは問い合わせ率が訪問の8%を超える不自然な数字でした。合わせて44サイト(35%)、3社に1社が問い合わせを正しく数えられていない可能性があります。さらに住宅会社1社では、反響301件のうち95.7%で営業の結果(契約・失注)が記録されていませんでした。

本記事でわかること

  • 問い合わせに当たるキーイベントが見つからないサイト36、数字が不自然なサイト8(125サイト中)
  • 正しく計測できているのは81サイト(65%)
  • 住宅会社1社:反響301件のうち288件(95.7%)で営業の結果が未記録
  • 同社では7月以降の広告費も分析ツールに未入力
  • 計測(サイト)と記録(営業)の両方がそろって、初めて契約までが見える

125サイト中44サイトが問い合わせを正しく数えられていない可能性

全国の工務店・住宅会社125サイトのGA4データ(2025年9月〜2026年8月)で、問い合わせ・資料請求・来場予約の完了がきちんと計測されているかを確認しました。

36サイトでは、問い合わせ・資料請求・予約などに当たる名前のキーイベント(GA4で成果として数える設定)が見つかりませんでした。8サイトでは、問い合わせ率が訪問の8%を超えるなど、明らかに不自然な数字になっていました。ページを開いただけで成果として数えている、といった設定の誤りが考えられます。

合わせて44サイト、全体の35%です。3社に1社は、自社のサイトから何件の問い合わせが来たかを、GA4で正しく数えられていない可能性があります。

125サイト中44サイトが問い合わせを正しく数えられていない可能性

数えられないと、何が起きるか

問い合わせの数が分からないと、次のようなことが起きます。

広告の管理画面に出る「コンバージョン」が実態と違っていても気づけず、効果のない広告に予算を使い続けてしまう。サイトを直しても、問い合わせが増えたのか減ったのか分からない。制作会社や広告代理店から届くレポートが、訪問数やページビューの話だけで終わる。

とくに広告は、GA4のキーイベントをもとに自動で配信を最適化する仕組みが多いため、計測が誤っていると、広告が「問い合わせにつながらない人」を集めるように学習してしまうことがあります。

数えられないと、何が起きるか

サイトの計測で確認したい4つのこと

まずはGA4の管理画面で、キーイベントの一覧を開いてみてください。問い合わせ・資料請求・来場予約それぞれの完了が、別々のイベントとして登録されているのが理想です。

サイトの計測で確認したい4つのこと

GA4の計測チェックリスト

  • 問い合わせ・資料請求・来場予約の完了が、それぞれキーイベントに登録されているか
  • 完了ページ(サンクスページ)を開いたときだけ数える設定になっているか
  • テスト送信をして、キーイベントが1件だけ増えることを確かめたか
  • 広告(Google広告・Meta広告)のコンバージョンが、同じ完了を数えているか

問い合わせの先|営業の結果の95.7%が未記録だった例

サイトで問い合わせを正しく数えられても、それだけでは足りません。問い合わせが、アポ・商談・契約までどう進んだかが記録されていなければ、どの広告やページが契約を生んだかは分からないからです。

当社が月次の分析レポートをお届けしている注文住宅会社1社では、2026年1月〜9月12日の反響301件のうち、営業の結果(契約・失注)のステータスが記録されていたのは13件だけで、288件(95.7%)は未入力でした。契約11件は記録されていましたが、記録漏れの契約がある可能性も残ります。また、7月以降の広告費が分析ツールに入力されておらず、1契約あたりの広告費も計算できない状態でした。

これは珍しいことではありません。営業の現場は忙しく、問い合わせの対応をしながら記録を残すのは手間がかかります。だからこそ、記録の項目を最小限にし、仕組みとして回す必要があります。

反響管理の記録は、この項目だけでいい

反響管理の表を作るとき、最初から項目を増やしすぎると続きません。契約までを追いかけるのに必要なのは、次の項目だけです。表計算ソフトで十分です。

記録がそろうと、「どの経路から来た、どの種類の申込が、何割の確率で契約になるか」が見えてきます。住宅会社1社の例では、反響の66%を占めたイベント予約の契約率が2.0%、モデルハウス予約は14.3%でした。この違いは、記録がなければ見えません。

反響管理表の最小限の項目

  • 申込日・氏名(または管理番号)
  • 申込の種類(問い合わせ/資料請求/見学会予約/来場予約)
  • 流入経路(検索/Google広告/Meta広告/紹介など)
  • アポ・商談・契約・失注それぞれの日付
  • 失注の場合の理由(1行でよい)

まとめ

  • 125サイト中44サイト(35%)が問い合わせを正しく数えられていない可能性があった
  • 問い合わせに当たるキーイベントなしが36サイト、不自然な数字が8サイト
  • 住宅会社1社では、反響の95.7%で営業の結果が未記録
  • GA4のキーイベントを確かめ、テスト送信で1件ずつ増えることを確認する
  • 反響管理は、申込の種類・経路・契約までの日付の最小限の項目から始める

広告やサイトの改善に取りかかる前に、まず数えられる状態にすること。それができて初めて、何が効いて何が効いていないのかを話し合えるようになります。

著者:株式会社シンミドウ 住宅・工務店支援チーム

株式会社シンミドウ(2008年設立・埼玉県さいたま市)は、全国の工務店・住宅会社の集客と採用を支援しています。本記事の数値は、当社が分析・運用に関わっている全国の工務店・住宅会社のうち、2025年9月〜2026年8月の12か月に年3,000訪問以上あった125サイトのGoogleアナリティクス4(GA4)データを当社が独自に集計したものです。同じ会社の重複サイトは除き、社名・地域・個別の数値は一切公開していません。数値はとくに断りがない限り、サイトごとの値の中央値です。

御社のサイトでも、問い合わせから契約までを追いかけます

本記事の数字は、当社が毎月お渡ししている分析レポートの実データです。ホームページ保守「シンミドウAI保守」は、問い合わせ1件ずつをアポ・商談・契約まで追いかける月次レポート付きで月額30,000円(税別)から。社名を伏せた実物サンプルは、フォーム送信後すぐにダウンロードできます。県外の住宅会社様にもオンラインで対応しています。(分析と改善提案のサービスで、問い合わせの増加を保証するものではありません)

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