工務店サイトのスマホの問い合わせ率はPCの約3分の1|125サイトの集計と、フォーム入力の約7割が離脱していた実例
No.1新卒採用コンサル社数・県内内定者数 埼玉県内No.1(2026年6月期・日本マーケティングリサーチ機構調べ)
2026年6月期_埼玉県に本社がある新卒支援企業における市場調査/調査機関:日本マーケティングリサーチ機構/調査期間:2026年4月3日~2026年6月16日/調査概要:主要12社(当社調べ)を対象とした独自調査/競合選定条件:次の①及び②を満たすもの ①「埼玉県本社の新卒支援会社」上位1-100(検索エンジン:Google、抽出日2026年02月17日)のうちコーポレートサイトがあるもの ②埼玉県に本社がある新卒支援企業の利用経験者100名を対象としたアンケート結果にて、利用検討者率が5%以上のもの又は自由回答における利用検討者率5%以上のもの/調査手法:公開情報および関係者へのヒアリング等を基に、累計データを比較・検証したものです。実際の数値とは異なる場合がございます。/備考:2026年6月時点/効果効能等や優位性を保証するものではございません。
125サイトの独自集計
御社のサイトは、この基準の上にいますか、下にいますか
本記事は、全国の工務店・住宅会社125サイトのGA4データを当社が独自に集計したものです。御社のサイトを同じ物差しで測る簡易診断を、無料でお受けしています。
サービス詳細:工務店・住宅会社向けの支援一覧
この記事の結論
125サイトの集計で、訪問の56%はスマホでしたが、問い合わせ率はスマホ0.28%、PC0.97%で、スマホはPCの約3分の1でした。住宅会社1社の例では、フォームに入力を始めた172人のうち115人(66.9%)が送信せずに離脱していました。スマホの問い合わせを増やすために、まず手をつけやすいのはフォームの必須項目を減らすことです。
本記事でわかること
- 訪問のスマホ比率は中央値56%(半数のサイトが44%〜72%)
- 問い合わせ率はスマホ0.28%、PC0.97%(80サイトの中央値)
- 住宅会社1社:フォーム全体の入力開始172人のうち115人(66.9%)が離脱
- 同社の見学予約フォームは必須6項目、住所は地番まで必須
- まずは住所と建築予定地を任意にするところから
📑 Contents
訪問の半分以上はスマホ、でも問い合わせ率はPCの約3分の1
全国の工務店・住宅会社125サイトのGA4データ(2025年9月〜2026年8月)で、訪問の端末を集計すると、スマートフォンが中央値で56%でした。サイトによって44%〜72%(下位25%〜上位25%)の幅があります。
問い合わせ率を端末別に見ると、スマホとPCの両方が年500訪問以上あった80サイトの中央値で、スマホが0.28%、PCが0.97%でした。スマホはPCの約3分の1です。
スマホで見て、問い合わせは家のPCから、という人もいるため、この差のすべてがフォームのせいではありません。それでも、訪問の過半数を占めるスマホで問い合わせにつながりにくいなら、スマホのフォームを確かめる価値は大いにあります。

実例|フォームに入力を始めた人の66.9%が離脱していた
当社が月次の分析レポートをお届けしている注文住宅会社1社では、2026年8月の1か月で、サイト内のフォームに入力を始めた人が172人、そのうち送信せずに離脱した人が115人(66.9%)でした(サイト全体のフォームの合計で、どのフォームで離脱したかは区別できていません)。この会社のサイトの訪問は80%がスマホです。
見学会・モデルハウスの予約フォームを実際にスマホで開くと、必須項目が6つあり、住所は「地番・建物名・部屋番号まで」の入力が必須、さらに「建築予定地」も必須でした。スマホで入力すると、フォームの縦の長さは約2,000ピクセル、画面にして2画面半ほどになります。
見学会に行ってみたいと思った段階の人に、自宅の住所を部屋番号まで、しかも建てる場所まで書かせるのは負担が大きすぎます。離脱の一因がこうした入力の負担にある可能性は高いと考えられます。

離脱が減ると、問い合わせはどれくらい増えるか
同じ会社で、フォーム全体の入力を始める人の数(月172人)が変わらないとして試算すると、離脱率を66.9%から60%に下げるだけで月に約12件、50%まで下げれば月に約29件、問い合わせが増える計算になります。
広告費を増やして訪問を増やすより、入力を始めてくれた人を最後まで送信させるほうが、費用をかけずに取り組めます。すでに「問い合わせたい」と思って手を動かし始めた人たちだからです。

スマホのフォームで見直したい5つのこと
フォームの改善は、必須項目を減らすことから始めるのが効果的です。見学会の予約に本当に必要なのは、名前と連絡先と希望日時くらいです。住所や建築予定地は、見学会の当日や、その後の打ち合わせで聞けば十分です。
ただし、項目を減らすと、冷やかしの予約が増えるのではという心配もあるでしょう。その場合も、一度に全部を任意にするのではなく、住所の番地以降を任意にする、建築予定地を任意にする、と段階的に試し、予約数と来場率の変化を見ながら進めるのがおすすめです。
スマホのフォームのチェックリスト
- 必須項目は名前・連絡先・希望日時まで。住所と建築予定地は任意に
- 郵便番号から住所を自動入力できるか
- 電話番号・メールアドレスで、スマホの入力キーボードが切り替わるか
- 入力エラーが、送信ボタンを押す前にその場で分かるか
- フォームの縦の長さが2画面以内に収まっているか
電話とLINEの入口も用意する
125サイトのうち、問い合わせの計測が正しく年20件以上の完了があった71サイトで、問い合わせの内訳(サイトごとの構成比の平均)は、一般の問い合わせ52.3%、来場・見学予約25.1%、資料請求17.1%、電話4.2%、LINE1.4%でした。電話やLINEはまだ小さい割合ですが、スマホで見ている人にとっては、フォームに入力するより手軽な手段です。
スマホの画面下に、電話とLINEと予約のボタンを固定で表示しておくと、どのページを見ていても次の行動に移れます。ただし、その固定ボタンがスクロールするまで出てこない作りになっていないかも、あわせて確かめてください。
まとめ
- 訪問の56%はスマホ。問い合わせ率はスマホ0.28%、PC0.97%
- 住宅会社1社では、フォーム全体の入力開始172人のうち66.9%が離脱
- 離脱率を60%に下げれば月約12件、50%なら月約29件の増加(同社の試算)
- 必須項目は名前・連絡先・希望日時まで。住所と建築予定地は任意に
- 電話・LINE・予約のボタンをスマホの画面下に固定で出す
問い合わせを増やすために、まず訪問を増やそうと考えがちです。しかし、すでにフォームに入力を始めた人の3人に2人が帰ってしまっているなら、まず見直したいのはフォームです。自社のフォームを、スマホで最後まで入力してみてください。
著者:株式会社シンミドウ 住宅・工務店支援チーム
株式会社シンミドウ(2008年設立・埼玉県さいたま市)は、全国の工務店・住宅会社の集客と採用を支援しています。本記事の数値は、当社が分析・運用に関わっている全国の工務店・住宅会社のうち、2025年9月〜2026年8月の12か月に年3,000訪問以上あった125サイトのGoogleアナリティクス4(GA4)データを当社が独自に集計したものです。同じ会社の重複サイトは除き、社名・地域・個別の数値は一切公開していません。数値はとくに断りがない限り、サイトごとの値の中央値です。
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御社のサイトでも、問い合わせから契約までを追いかけます
本記事の数字は、当社が毎月お渡ししている分析レポートの実データです。ホームページ保守「シンミドウAI保守」は、問い合わせ1件ずつをアポ・商談・契約まで追いかける月次レポート付きで月額30,000円(税別)から。社名を伏せた実物サンプルは、フォーム送信後すぐにダウンロードできます。県外の住宅会社様にもオンラインで対応しています。(分析と改善提案のサービスで、問い合わせの増加を保証するものではありません)