125サイトの独自集計

御社のサイトは、この基準の上にいますか、下にいますか

本記事は、全国の工務店・住宅会社125サイトのGA4データを当社が独自に集計したものです。御社のサイトを同じ物差しで測る簡易診断を、無料でお受けしています。

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この記事の結論

サーチコンソールで集計した67サイトでは、検索からのクリックのうち社名での検索が中央値69.5%を占め、67サイト中48サイトで半分を超えていました。GA4の125サイトの集計でも、トップページから入った人の問い合わせ率は1.18%、ダイレクト(ブックマークなど)は1.44%と最も高い。問い合わせの多くは、すでに社名を知っている人から来ています。

本記事でわかること

  • 検索からのクリックに占める社名検索の割合は中央値69.5%(67サイト)
  • 67サイト中48サイトで、検索クリックの半分以上が社名検索
  • クリック率は社名検索20.1%、社名以外1.36%。約15倍の差
  • GA4の125サイト:トップページ入口の問い合わせ率1.18%、ダイレクト1.44%
  • 集客の目標は「社名を覚えてもらう人数」を増やすこと

問い合わせにつながる入口はトップページ

全国の工務店・住宅会社125サイトのGA4データ(2025年9月〜2026年8月)で、訪問者が最初に開いたページを見ると、トップページが37.7%と最も多く、そこから入った人の問い合わせ率は1.18%でした。問い合わせフォームのページそのものを除くと、入口の種類別で最も高い数字です。

流入経路で見ても、ダイレクトの問い合わせ率が1.44%で最も高く、自然検索(0.56%)の2.5倍以上でした。ダイレクトには、ブックマークやURLの入力、LINEやメールのリンクから戻ってくる訪問が多く含まれます。

問い合わせにつながる入口はトップページ

67サイトのサーチコンソール|検索クリックの7割は社名検索

もっと多くのサイトで確かめるため、当社が分析・運用に関わっている全国の工務店・住宅会社のGoogleサーチコンソールから、2025年9月〜2026年8月に検索からのクリックが150回以上あった67サイトの検索キーワードを集計しました。

検索からのクリックのうち、社名(商品名・旧社名・よくある表記ゆれを含む)での検索が占める割合は、サイトごとの中央値で69.5%でした。下位25%のサイトでも38.2%、上位25%のサイトでは86.2%です。67サイト中48サイトで、検索からのクリックの半分以上が社名での検索でした。

クリック率(表示された回数のうちクリックされた割合)も大きく違います。社名での検索は20.1%、社名以外の検索は1.36%で、約15倍の差がありました。社名で検索した人は、その会社のサイトを探している人なので、クリックされやすいのは当然とも言えます。

なお、この集計は各サイトの上位1,000件の検索キーワードが対象で、Googleが個人情報保護のため表示しない少数の検索は含まれていません。社名以外の細かな検索が漏れやすいため、社名の割合は実際より高めに出ている可能性があります。

67サイトのサーチコンソール|検索クリックの7割は社名検索

検索からの申込の88%は社名での検索だった

では、検索から来た人はどんな言葉で検索しているのか。当社が月次の分析レポートをお届けしている注文住宅会社1社で、2026年に申込につながった検索キーワードを集計しました。

31語・135クリックのうち、119クリック(88.1%)が社名や商品名での検索でした。地域名などの一般的な言葉からは16クリックで、「注文住宅」「工務店」のような言葉から申込に至った人は、この期間0件でした。

トップページとダイレクトの問い合わせ率が高いことと合わせると、姿が見えてきます。問い合わせてくる人の多くは、どこかで社名を知り、社名で検索するかブックマークから戻ってきた人だと考えられます。

「地域名+工務店」で上位を取れば問い合わせが増える、とは限らない

工務店のWeb集客では「地域名+工務店」「地域名+注文住宅」で検索上位を取ることが目標にされがちです。もちろん上位に出ることには意味があります。社名を知ってもらう最初のきっかけになるからです。

ただ、このデータから言えるのは、一般的な言葉で検索してきた人がそのまま問い合わせることは多くない、ということです。一般的な言葉で見つけてもらい、施工事例や見学会で社名を覚えてもらい、しばらくして社名で検索して戻ってきたときに問い合わせる。そういう流れで考えたほうが実態に合います。

社名を覚えてもらうためにできること

問い合わせが社名を知っている人から来るなら、集客の目標は「社名を覚えてもらう人数を増やすこと」になります。

完成見学会やOB宅見学会、地域のイベントへの出展は、実際の家と人に触れてもらえるので社名が残りやすい機会です。InstagramなどのSNSは、見学会の告知だけでなく、日常の現場や社員の顔を見せることで、覚えてもらう回数を増やせます。OBのお客様からの紹介は、最初から社名を知った状態で来てもらえる、最も強い入口です。

SNS広告も、この目的で使うなら意味があります。広告から直接の問い合わせは少なくても、社名での検索が増えていれば役割を果たしています。

社名を覚えてもらう施策の例

  • 完成見学会・OB宅見学会(実物と人に触れてもらう)
  • InstagramなどSNSでの日常発信(覚えてもらう回数を増やす)
  • OBのお客様からの紹介の仕組みづくり
  • 地域のイベント・学校や自治体との連携

トップページで確認したい3つのこと

社名で戻ってきた人が最初に見るのはトップページです。その人は、すでにその会社を候補に入れている、問い合わせに最も近い人です。

だからこそ、トップページの最初の1画面で、次の行動(見学会の予約・資料請求・来場予約)がすぐに見つかるようにします。写真とキャッチコピーだけで最初の画面が終わり、予約のボタンがスクロールしないと出てこない作りは、当社がレポートを提供している会社でも見つかった課題でした。スマホの画面で、実際に確かめてみてください。

トップページのチェックポイント

  • スマホの最初の1画面に、予約・資料請求のボタンが見えているか
  • 直近の見学会・イベントの予定がトップから分かるか
  • 施工事例・会社案内へすぐに移れるか

まとめ

  • 検索クリックに占める社名検索の割合は中央値69.5%(67サイト)。48サイトで半分以上
  • クリック率は社名検索20.1%、社名以外1.36%
  • 住宅会社1社では、検索からの申込の88.1%が社名での検索
  • GA4の125サイトで、問い合わせ率が高いのはトップページからの入口(1.18%)とダイレクト(1.44%)
  • 問い合わせは社名を知っている人から来る。集客の目標は社名を覚えてもらうこと

検索順位の数字だけを追っていると、問い合わせの本当の入口が見えなくなります。社名を知ってもらい、戻ってきたときに迷わず次へ進めるか。その流れで自社のサイトを見直してみてください。

著者:株式会社シンミドウ 住宅・工務店支援チーム

株式会社シンミドウ(2008年設立・埼玉県さいたま市)は、全国の工務店・住宅会社の集客と採用を支援しています。本記事の数値は、当社が分析・運用に関わっている全国の工務店・住宅会社のうち、Googleサーチコンソールで2025年9月〜2026年8月の12か月に検索からのクリックが150回以上あった67サイトの、各サイト上位1,000件の検索キーワードを当社が独自に集計したものです。社名・地域・個別の数値は一切公開していません。GA4の数値は、同じく当社が関わる125サイトの2025年9月〜2026年8月の集計です。

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