【独自集計】工務店・住宅会社125サイトの問い合わせ率は中央値0.53%|流入・入口ページ・端末別に見た「問い合わせが来るサイト」
No.1新卒採用コンサル社数・県内内定者数 埼玉県内No.1(2026年6月期・日本マーケティングリサーチ機構調べ)
2026年6月期_埼玉県に本社がある新卒支援企業における市場調査/調査機関:日本マーケティングリサーチ機構/調査期間:2026年4月3日~2026年6月16日/調査概要:主要12社(当社調べ)を対象とした独自調査/競合選定条件:次の①及び②を満たすもの ①「埼玉県本社の新卒支援会社」上位1-100(検索エンジン:Google、抽出日2026年02月17日)のうちコーポレートサイトがあるもの ②埼玉県に本社がある新卒支援企業の利用経験者100名を対象としたアンケート結果にて、利用検討者率が5%以上のもの又は自由回答における利用検討者率5%以上のもの/調査手法:公開情報および関係者へのヒアリング等を基に、累計データを比較・検証したものです。実際の数値とは異なる場合がございます。/備考:2026年6月時点/効果効能等や優位性を保証するものではございません。
125サイトの独自集計
御社のサイトは、この基準の上にいますか、下にいますか
本記事は、全国の工務店・住宅会社125サイトのGA4データを当社が独自に集計したものです。御社のサイトを同じ物差しで測る簡易診断を、無料でお受けしています。
サービス詳細:工務店・住宅会社向けの支援一覧
この記事の結論
工務店・住宅会社のサイトの問い合わせ率(問い合わせ・資料請求・来場予約などの完了数÷訪問数)は、当社が集計した125サイトで中央値0.53%、上位25%のサイトは1.17%以上、下位25%は0.16%以下でした。1,000人が訪れて問い合わせるのは5人前後、というのが一つの目安です。差を分けていたのは訪問数ではなく、どこから来た人が、どのページから入ったかでした。
本記事でわかること
- 問い合わせ率は中央値0.53%。上位25%は1.17%以上、下位25%は0.16%以下
- 流入の中心は自然検索(29.5%)とダイレクト(27.5%)。2つで訪問の半分を超える
- 経路別の問い合わせ率は、ダイレクト1.44%・自然検索0.56%に対し、SNS広告は0.04%
- 入口ページ別では、トップ1.18%・イベント0.73%に対し、ブログは0.03%、施工事例は0.11%
- スマホの問い合わせ率は0.28%でPC(0.97%)の約3分の1
- 125サイトのうち44サイト(35%)は、問い合わせの数を正しく計測できていない可能性があった
📑 Contents
この集計について|全国125サイトのGA4を12か月分
当社が分析や運用に関わっている全国の工務店・住宅会社のGoogleアナリティクス4(GA4)から、2025年9月1日〜2026年8月31日の12か月に年3,000訪問以上あったサイトを125サイト選び、同じ物差しで集計しました。注文住宅を中心に、リフォームや不動産を兼ねる会社のサイトも含みます。同じ会社が複数の計測を持っている場合は1サイトとして数えています。
サイトの規模は、年間訪問数の中央値で約2.3万。月にすると2,000訪問前後の、地域の工務店としてごく一般的な規模です。
数値はとくに断りがない限り、サイトごとの値の中央値です。年間数百万訪問の大きなサイトが1つあるだけで合計値は大きく引っ張られるため、「一般的な工務店のサイトでどうか」を見るには中央値のほうが実態に近いと判断しました。

集計の前提
- 対象:全国の工務店・住宅会社のサイト125(社名・地域は非公開)
- 期間:2025年9月1日〜2026年8月31日(12か月)
- 問い合わせ率=問い合わせ・資料請求・来場予約・電話・LINEなどの完了数÷訪問数
- 問い合わせ率は、計測が正しく設定されていた81サイトで算出
問い合わせ率の相場は中央値0.53%、上位25%は1.17%以上
問い合わせの計測が正しく設定されていた81サイトで、年間の問い合わせ率を並べると、中央値は0.53%でした。上位25%のサイトは1.17%以上、下位25%のサイトは0.16%以下です。同じ工務店・住宅会社のサイトでも、上位と下位では7倍以上の差があります。
自社の数字を当てはめるには、GA4で年間の訪問数と、問い合わせ・資料請求・来場予約などの完了数を出して割り算するだけです。たとえば年間2万訪問で問い合わせが100件なら0.5%で、ちょうど中央値あたりになります。
意外だったのは、訪問数が多いサイトほど問い合わせ率が高いわけではないことです。年10万訪問以上の13サイトの中央値は0.22%で、1万〜3万訪問の32サイト(0.63%)より低くなっていました。広告で訪問を大きく増やしているサイトほど、問い合わせにつながりにくい訪問が混ざっている可能性があります。

訪問の半分は自然検索とダイレクト
どこから訪問が来ているかを見ると、中心は自然検索(29.5%)とダイレクト(27.5%)でした。ダイレクトは、ブックマークやURLの直接入力、LINEやメールのリンクなど、参照元が分からない訪問です。一度サイトを知った人が戻ってくる訪問が多く含まれます。
ほかは、他サイトからのリンクが3.5%、SNS(広告以外)が2.8%、SNS広告が2.8%でした。SNS広告は出稿していないサイトも多いため中央値では小さく出ますが、出稿しているサイトでは訪問の大きな割合を占めます。

経路別の問い合わせ率|SNS広告は自然検索の約14分の1
経路ごとに問い合わせ率を出すと、差ははっきりしていました。ダイレクトが1.44%、他サイトからのリンクが1.02%、自然検索が0.56%だったのに対し、SNS広告は0.04%、ディスプレイ広告は0.05%でした。SNS広告からの訪問は、自然検索の約14分の1しか問い合わせに進んでいません。
これはSNS広告が役に立たない、ということではありません。SNS広告は、まだ住宅会社を探していない人にも届くのが強みで、その人たちがすぐに問い合わせないのは自然なことです。問題は、SNS広告を「問い合わせ」で評価してしまうことにあります。詳しくはSNS広告と検索、問い合わせにつながるのはどちらかで整理しています。
経路別の問い合わせ率(サイトごとの中央値)
| 流入経路 | 対象サイト数 | 問い合わせ率 |
|---|---|---|
| ダイレクト | 65 | 1.44% |
| 他サイトからのリンク | 51 | 1.02% |
| 自然検索 | 65 | 0.56% |
| SNS(広告以外) | 49 | 0.42% |
| 検索広告 | 33 | 0.41% |
| ディスプレイ広告 | 19 | 0.05% |
| SNS広告 | 42 | 0.04% |
※ その経路の訪問が年500以上あるサイトのみで算出。問い合わせの計測が正しく設定されていたサイトが対象です。
入口ページ別の問い合わせ率|ブログから入った人はほぼ問い合わせない
訪問者が最初に開いたページ(入口ページ)ごとに問い合わせ率を見ると、トップページが1.18%、イベント・見学会のページが0.73%でした。一方、施工事例のページから入った人は0.11%、ブログ・コラムから入った人は0.03%にとどまります。
ブログ・コラムは入口全体の15%を占め、トップページ(38%)に次ぐ大きな入口です。それでも問い合わせにほとんどつながっていないのは、検索で記事を読みに来た人の多くが、まだ家づくりを具体的に考えていない段階にいるためだと考えられます。
ブログと施工事例の扱い方は、それぞれブログ・コラムから問い合わせは来るのかと施工事例ページの本当の役割で掘り下げています。
入口ページ別の問い合わせ率(サイトごとの中央値)
| 入口ページの種類 | 入口に占める割合 | 問い合わせ率 |
|---|---|---|
| トップページ | 37.7% | 1.18% |
| イベント・見学会 | 5.2% | 0.73% |
| 会社案内・スタッフ | 8.3% | 0.36% |
| モデルハウス・展示場 | 1.9% | 0.33% |
| 施工事例 | 4.7% | 0.11% |
| ブログ・コラム・お知らせ | 15.3% | 0.03% |
※ 入口に占める割合は125サイトの平均。問い合わせ率は、その入口の訪問が年300以上あるサイトの中央値です。問い合わせフォームのページ自体が入口のもの(5.5%)は除いています。
スマホの問い合わせ率はPCの約3分の1
訪問の端末は、スマートフォンが中央値で56%でした(半数のサイトが44%〜72%の範囲に収まります)。ところが問い合わせ率は、スマホが0.28%、PCが0.97%で、スマホはPCの約3分の1でした。
スマホで見て、問い合わせはPCから、という行動もあるため、スマホの数字がそのまま低い評価になるわけではありません。ただ、見ている人の過半数がスマホである以上、スマホの申込フォームで取りこぼしていないかは、いちばん先に確かめたいところです。詳しくはスマホの問い合わせ率はPCの約3分の1をご覧ください。
35%のサイトは問い合わせを正しく数えられていない可能性があった
今回もっとも驚いたのは、この数字かもしれません。125サイトのうち36サイトでは、問い合わせに当たる名前のキーイベントが見つかりませんでした。さらに8サイトは、問い合わせ率が訪問の8%を超えるなど、明らかに不自然な数字になっていました。合わせて44サイト、全体の35%で、自社のサイトから何件の問い合わせが来たかを正しく数えられていない可能性があります。
問い合わせの数が分からなければ、広告もページの改善も、効果を確かめようがありません。計測の直し方は3社に1社は問い合わせを正しく数えられていないで整理しています。
この集計の限界
問い合わせとして数えているイベントの名前や設定は、サイトごとに異なります。当社で「問い合わせ・資料請求・予約・電話・LINE」に当たるものを名前から判定して集計しており、完全にそろった物差しではありません。また、対象は当社が関わっているサイトで、全国の工務店から無作為に選んだものではありません。また、問い合わせに当たるイベントを名前で判定しているため、フォームの入力開始など完了前のイベントが一部含まれている可能性があります。数字は相場の目安として、自社の数字と比べる材料としてお使いください。
まとめ
- 工務店・住宅会社のサイトの問い合わせ率は中央値0.53%、上位25%は1.17%以上
- 訪問数が多いサイトほど問い合わせ率が高いわけではない(年10万訪問以上は0.22%)
- SNS広告の問い合わせ率は0.04%で自然検索(0.56%)の約14分の1
- ブログ・コラムから入った人の問い合わせ率は0.03%。トップページは1.18%
- スマホの問い合わせ率はPCの約3分の1
- 35%のサイトは問い合わせの数を正しく計測できていない可能性があった
訪問数を増やす前に、どこから来た人が、どの入口から問い合わせているのかを確かめる。そのためには、まず問い合わせを正しく数えることです。自社の数字を、この記事の中央値と並べてみてください。
著者:株式会社シンミドウ 住宅・工務店支援チーム
株式会社シンミドウ(2008年設立・埼玉県さいたま市)は、全国の工務店・住宅会社の集客と採用を支援しています。本記事の数値は、当社が分析・運用に関わっている全国の工務店・住宅会社のうち、2025年9月〜2026年8月の12か月に年3,000訪問以上あった125サイトのGoogleアナリティクス4(GA4)データを当社が独自に集計したものです。同じ会社の重複サイトは除き、社名・地域・個別の数値は一切公開していません。数値はとくに断りがない限り、サイトごとの値の中央値です。
この連載の記事
御社のサイトを、125サイトの物差しで測ってみませんか
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